利用拡大続くサブスク(コラム)+イベント
<コラム>
利用拡大が続くサブスク・サービス
サブスクリプション・サービスとは定額的な課金でサービスを提供するもの。
馴染み深いのは microsoft 365。買取だと¥38.284円 するが定額だと年額1万984円(月900円相当)でワード、エクセル、パワーポイント、チームズなど最新ソフトがパッケージされ使い放題。
Netflix、 Amazon Prime Vide 等動画配信サービスもサブスク方式である。
利用が広がる理由は消費者(契約者)はいつでも解約できること、ソフト、コンテンツが常に最新のものであり、しかも使い放題などメリットが大きい。サブスクはあらゆる分野へ進出しているが、驚き感心したのは次の分野です。
1.キャンプ場サブスク
アウトドアブームになり週末はどこのキャンプ場も満員になる。場所取りのためには、人より早く目的につき陣取りしなければならない。また早く行っても入場お断りがある。
これを解消するのがキャンプ場サブスク。
月額3000円から6000円支払えば、キャンプ地泊まり放題となる。(ただしキャンプ地は会社登録地に限定される)
さらに料金は細分化されて平日限定の格安料金も登場している。
これだけアウトドアブームになると、親は夏休みに2〜3回は子供のためにキャンプしなければならない。サブスクで予約しておけば一安心である。
2.全国住み放題サブスク
都会から地方移住を考えてる方、家族構成の変化、転勤、介護等種々の理由で住所を変更したい方々にとって「どこへ住むか」をはじめ問題が多くあり人生最大の課題となる。
何よりも移住先の住環境、買い物先、病院等周辺状況など懸案事項が山ほどある。
そこで登場するのが全国に200箇所以上ある「住宅」を定額で住めるサブスク・サービス。住宅はリフォーム済みの家具、調理器具付きで戸建てが大部分を占める。定額(月額)料金は4万円代である。
移住を考える人にとっては、目的地に週あるいは月単位で住んでみると肌感覚で色んな情報が見えてくる。慎重に季節ごとに住んでみるのも一方法である。移住希望者にとっては直に情報が入手できる有意義なサービスである。
このシステムを逆手にとって、月数万円を別荘代として割り切り、全国を転々と移り住むことも可能である。
何にせよ今まで隠れていたニーズを掘り起こし、新しいサービスをビジネスにしていることに感心している。 今までサブスクと無縁と思われていた不動産に着眼したことは並みではない。
2022.6.20 記 GEN